従業員の満足度 悪ふざけ投稿からの考察

今年の夏は、外食店、コンビニ、小売店でアルバイト従業員による悪ふざけ写真投稿が多発しましたね。これら投稿した写真は瞬く間にネットで炎上騒ぎになり、一部被害店舗は閉店・休業に追い込まれているようです。そして、実際悪ふざけしたアルバイト従業員は損害賠償請求が待っているようです。
では、このような悪ふざけ投稿を防ぐにはどうすればよいのでしょうか?参考になると思われるのが日本マクドナルド社です。全国に3280もの店舗があるにもかかわらず悪ふざけ投稿は一件もありません。他の外食店、コンビニとは何が違うのでしょうか。実はアルバイト従業員のロイヤルティ(忠誠度)が大変高いことにあるようです(アルバイト定着率が他と比較して大変高いことからもわかります)。
多くの会社では、悪ふざけ投稿を無くすために「SNSの使い方教育」「誓約書への署名」等を行っているようです。しかし、中期的スパンの取組が必要になると思いますが、正社員、派遣社員、パート、アルバイト従業員のロイヤルティを高めるような取組が重要です。
では、従業員のロイヤルティをどうやって高めればいいのでしょうか。業種、業態、男女比、従業員構成、地域等の要因で方法が異なります。よって、まずは従業員の満足度(意識度)を調査、分析を行い、課題を明確にすることがファーストステップです。ここで明確になった課題を目標に落とし込み、愚直に運用あるのみです。

なお、BTCJ株式会社では、従業員満足度向上支援を行っています。調査・分析を行う研究員はISOの主任審査員でもありますので、現場の実態にあった従業員満足向上に向けた課題を明確にすることが可能です。そして明確になった課題を効果的な目標として策定し、運用フォローを行います。
是非とも「従業員のロイヤルティ向上」「従業員の悪ふさげ投稿等による情報セキュリティリスク低減」に関するご質問等ありましたら、お気軽にお問い合わせください。

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