パソコン紛失と飲酒の関係

昨日、みのもんたさんの次男が窃盗の疑いで逮捕されました。容疑者は8月13日東京・港区新橋のコンビニのATM(現金自動預払機)で、他人のキャッシュカードを使って現金を引き出そうとした疑いが持たれているようです。またこのキャッシュカードは新橋の路上で酔っ払って寝ていた男性会社員のものだったようです。容疑者が悪いのは当然ですが、新橋の路上で酔っぱらって寝ている方も問題ですよね。

以前、外出時のパソコン等の紛失・盗難と飲酒の関係を調査したことがあります。サンプル数は10事例ですので、統計的には有効ではないかもしれませんが、次のような傾向が分かりました。
1.パソコン紛失・盗難の大半は、飲酒後におきている。
2.二次会以降の参加者がパソコン紛失・盗難にあっている。
3.紛失時の状況は、泥酔し路上で寝込んでいる、または電車の網棚にPCを置いて着席し寝ている。
4.電車での紛失・盗難は、最終電車か最終電車前で発生している。

この調査で分かったのは、紛失・盗難事故発生と飲酒は大変強い因果関係があるということです。そして、このような情報セキュリティ事故の予防は、「機密情報や個人情報が入っているパソコン等を所持している場合は絶対飲酒してはいけない」ということです。」
つまり、「飲んだら持つな!、持つなら飲むな!」ですね。

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